キックボクシングのルール:K-1、GLORY、ムエタイの違い
K-1とGLORYのキックボクシングで認められる技、ラウンド、ダウン、採点の仕組みと、ムエタイとの違いを解説。
ヨーロッパのGLORYと日本のK-1という二大団体は、一般に「K-1ルール」と呼ばれるルールで試合を行う。パンチ、キック、膝蹴りを頭部・ボディ・脚に打つことが認められている。
禁止されている技
ヒジ打ちは禁止で、これがムエタイとの最大の違い。投げ、手での足払い、寝技も認められない。クリンチは制限され、相手をつかめるのは一瞬だけで、膝蹴りなどの攻撃は1発までと決められている。その後レフェリーが両者を分ける。
ラウンド
1ラウンドは3分。通常の試合は3ラウンド、GLORYのタイトルマッチは5ラウンド。K-1では3ラウンド終了時にジャッジの判定が引き分けの場合、延長ラウンドで勝者を決めることが多い。
ダウンと採点
打撃で倒れた選手にはレフェリーがカウントを取る。多くの団体では、1ラウンドに3度ダウンすると試合終了となる。ジャッジは10ポイント・マスト・システムで各ラウンドを採点し、明確に取ったラウンドは10-9、ダウンや一方的な内容があれば10-8となる。
キックボクシングとムエタイ
タイの国技ムエタイではヒジ打ちと、膝蹴りや崩しを伴う長いクリンチが認められ、採点では後半のラウンドが重視される。両競技は多くの技術を共有しており、ムエタイ出身のキックボクサーも多い。
その他の形式
WAKOが統括するアマチュアのキックボクシングには、ポイントファイティング、ライトコンタクト、キックライト、フルコンタクト(蹴りは腰から上のみ)、ローキック、K-1スタイルなど複数の種目がある。